kick box style 肥後橋

代表居川が機能解剖学ファンクショナルアナトミーの資格が取得しました。

皆さん、こんにちは!

 

kickbox style 肥後橋オーナーの居川です。

 

少しづつ暖かい季節になってきましたね✨

 

先日オーナーの居川が機能解剖学(ファンクショナルアナトミー)スペシャリストの資格を取得致しました。

 

 

 

なぜ機能解剖学を学ぼうと思ったかといいますと、

 

会員様一人一人の違った目的を効果的に達成するため❕

 

お金を頂いてセッションするからには必ず結果を出さなければプロではない❕

 

一人でトレーニングするのと同じならパーソナルトレーニングを受ける必要はない❕

 

そんな思いが日々強くなってきており、僕のセッションがマンネリ化してきていないか?

 

さらにトレーナーとして進化してセッションの質を上げる為に

 

一流のトレーナーになるには避けて通れないという機能解剖学ならやらない理由はないと思い、

 

まずはファンクショナルアナトミーのセミナーに参加してみようと思いました。

 

機能解剖学は一流のトレーナーとしては避けて通れない学問であって機能解剖学を理解していることでトレーニング中にクライエントが身体の筋肉や骨や関節などのどの部分を動かして、どのようにすれば効率良く動かせて効かせてボディーメイクや身体の色々な問題、身体を動かす事での望む結果が出せるのか?を学ぶ科目です。

 

機能解剖学のセミナーを受けてみましたが、とても難しくこれからも日々復習しながらさらに新しい事を学んでいく必要があると感じました。

 

僕が学んできた事を復習も兼ねてアウトプットしていきたいを思います。

 

 

肩甲帯と肩関節

 

肩関節の骨は鎖骨・肩甲骨・上腕骨・胸骨で構成されて上腕骨から遠位(身体の外側)の骨を加えて上肢帯(肩関節)と呼びます。

 

鎖骨:肩の前側にあるS字型の骨、骨折が起こりやすい骨で一般的に女性は男性よりも細く短いのが特長です。

 

肩甲骨:大きな三角形の骨です。肩甲骨が筋によって胸郭に貼り付けられているため、周辺の筋の機能が低下すると不適切なあるいは不自然なポジションに移動することがあるので肩甲骨が本来あるべきポジションを整えることが重要です。

 

上腕骨:上腕骨の近位端(身体側)にあるふくらみを上腕骨頭と呼びます。

 

ベースボールストレッチ

 

野球選手がよくやっているストレッチです。両手を膝に当てて、肩を入れて捻ります。この時に胸椎は回旋し肩甲骨は強制的に挙上位になります。この時に胸郭に張り付いた肩甲骨が剥がれる気がしませんか?胸椎をひねる事で胸骨間、肋骨の可動域も広がり呼吸も楽になり、姿勢も良くなります。デスクワークの肩凝り改善にもおすすめです✨

 

肩回りや肩甲骨周りの関節

胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲胸郭関節、肩甲上腕関節で構成されています。

 

肩回りの関節は身体の中で最大の可動域を持っています。構造上は可動域と不安定性が適切なバランスを保つことで自由な動きを可能にしています。

肩関節の動きは上腕骨頭という球体型の骨が関節窩という溝にはまっていて大きな動きを可能にしています。しかし関節窩の周り関節包は可動域を大きくするために薄く、それらの不安定を補う為に肩甲上腕関節と回旋筋腱板(ローテーターカフ)が支えています。

つまりローテーターカフと肩甲上腕関節(上腕骨と肩甲骨関節のつなぎ目)が上腕の動きを支えていつという事になります。

投球、水泳、素振りなどの外転動作で滑液包(骨の中の動きをスムーズにする水)、や筋腱の炎症、ローテーターカフの変性や裂傷などを引き起こす可能性があり、上腕骨が後部、上部筋肉と人体によって強く支えられているため、上腕骨の脱臼は下方向に起こります。例えば野球などでキャッチした際に、地面に手または肘をついて着地した際などに多いです。

肩の損傷に対する炎症反応は関節包と周囲の構造の間に「瘢痕組織」と呼ばれる傷跡ができるために肩の可動域を低下させてしまいます。

肩関節が外転する時に肩甲上腕関節と肩甲骨が2:1の割合で動きます。これを肩甲上腕リズムといいます。

つまり肩甲骨と肩関節は同時に動くという事になります。

上記のことから肩回りの問題をアプローチするには肩甲骨から肩関節にアプローチするのが有効であると言えます✨

 

肘関節と橈尺関節

 

肘関節は上腕骨、橈骨、尺骨で構成されております。

尺骨が腕の小指側で橈骨が腕の親指側にあります。尺骨の近位(身体に近い方)が口を大きく開けたような形で上唇が肘頭で下唇が鈎状突起でこの部位を滑車切痕と言います。尺骨は遠位(身体の外)に向かうにつれて細くなっていき尺骨頭になります。

 

関節は腕尺関節と橈尺関節と腕橈関節で構成されてます。

 

 

 

 

腕尺関節は上腕骨の上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕となすかんせつで蝶番関節で腕橈関節と共に肘関節と呼ばれています。

橈尺関節は橈骨の橈骨頭と尺骨の橈骨切痕がなす関節で車軸関節でうち外に外側側副靭帯と内に内側側副靭帯があります。上腕骨外側側副靭帯下の輪状靭帯にて車軸関節の腕尺関節で橈骨頭を支える事で前腕の回外と回内を可能にしてます。

腕橈関節は上腕骨小頭と橈骨頭かとの間にある球関節で腕尺関節とともに肘関節と呼ばれています。

 

生理的外反

人間の手は横方向に5~15度開いています。これにより腕を振った時に腰に当たらないという利点があります。

女性の方が骨盤が広い為に腕の広がりが大きくなっています。これを猿手とも呼びます。

肘関節と橈尺関節の動き

肘関節の橈骨はわずかに湾曲していて回外(外側に手首を回す)で食事の時になどを手にもって上げる、回内(内側に手首を回す)でキーボードを打つなどの動きです。

手関節

手関節の骨は橈骨、尺骨、手根骨、中手骨、指節骨からなる29の骨で構成されています。

手や肘の問題の原因は肩甲骨周りに問題がある事が多いといわれています。

手首の動きが悪いと手根骨の中の舟状骨が手首を曲げても出っ張っています。

有名なところでテニス肘でフォアハンド肘(上腕骨内側上顆炎)が尺骨手根骨と尺骨手根骨とともに原因にもなります。

逆にバックハンド肘(上腕骨外側上顆炎)は長橈側手根伸筋、総指伸筋という短橈側手根伸筋浅層に位置する筋肉が原因です。

また家庭でも料理の際に重いフライパンを使い続けると上腕骨外側上顆炎になりやすく日ごろからケアが必要になります。

バネ指(腱鞘炎)などもありそれらの身体の末端のけがが体幹や肩甲骨からアプローチしていくことが効果的です。

 

骨盤と股関節

骨盤は寛骨で構成されて下肢帯ともよび骨盤の骨は体重を支え、安定性を高める為に互いに強く結合しほとんど動きません。しかし上肢の可動域を確保するためにわずかな可動性もあります。また骨盤が安定することで上半身の自由な動きを可能にしています。

寛骨:腸骨・坐骨・恥骨が軟骨によって癒合したもので成人になるころに癒合します。寛骨に大骸骨頭(脚の骨の先端)が入り股関節を形成

仙骨:5つの仙椎が癒合して25~30歳あたりで完全に癒合する。スポーツしている人はたまに仙椎が6つあり腰痛の原因に

尾骨:3~5つの尾椎が癒合し26歳くらいには観世に癒合すると言われており、靭帯や肛門を構成する筋肉がつき、年齢を重ねると仙骨と尾骨が癒合することもあります。

骨盤は男性は重い肉体とより強い筋肉をサポートするために、厚く重くなっていて、女性は胎児や子宮からの荷重を支え、出産を円滑に行う為に広くなっています。

 

股関節は大腿骨・寛骨により構成され体重を支えたり歩いたりする際に重要であり、強度と安定性が求められます。そのために肩関節よりも動作範囲は制限されてます。

股関節を構成する靭帯は腸骨大腿靭帯・恥骨大腿靭帯・坐骨大腿靭帯ですべて大腿骨から螺旋状につながっています。

股関節の障害は年寄りに多い変形性股関節症や股関節骨折があり代表的なのが大腿骨頸部骨折で歩けなくなる事です。

股関節周りの筋肉

腸腰筋は深層に位置して股関節の屈曲に大きく関与しています。研究によれば、欧米人の腸腰筋は日本人の3倍太いと言われて短距離走の速さに影響します。

縫工筋は人体の中で最も長い筋肉であぐらをかく時などに使われたり、他の筋肉の補助をする事が多い筋肉です。

腸脛靭帯はランニングやダッシュを繰り返すことで多い「ランナー膝」とも呼ばれる腸脛靭帯炎の原因になる可能性があります。

深層外旋六筋は深層部に位置して梨状筋・大腿方形筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋で構成されています。外旋の動作が主ですが、大殿筋や腸腰筋の方が外旋に大きく貢献しており深層外旋六筋は安定を保つ働きに貢献しています。

大殿筋は浅層にある、殿筋群でもっとも大きい筋肉で股関節の伸展と外線を担うためににスポーツ動作で重要な働きをすることが多いことから結果としてアスリートは発達していることが多く、またボディービルやコンテストなどで重要になるので「お尻を制するものは世界を制する」とも言われています。

膝関節

膝関節を構成する骨は大腿骨・脛骨・膝蓋骨です。

膝蓋骨は大腿四頭筋の中にある趣旨骨で腱の中に存在する直径3センチくらいの種子骨で一般的に膝の皿と呼ばれます。膝蓋骨がある事で大腿骨との摩擦を保護する働きがあり膝関節伸展の安定を保つのにも貢献しています。

脛骨は体の中で大腿骨に次いで2番目に長い骨です。膝の皿辺りの骨の内側と外側のふくらみをそれぞれ内側顆と外側顆と呼びます。

腓骨は脛骨の外側を走っている細い骨です。

膝関節は横方向の過伸展、捻り、打撃などの損傷にきわめて弱く注意が必要です。

 

うさぎ跳びはなぜやってはいけないのか?

昭和のスポ根時代に当たり前にやられていたうさぎ跳びがなぜ?行われなくなったのでしょうか?

それは膝関節が過剰に屈曲した状態で力の発揮を繰り返すことで大腿骨と脛骨のクッション材の半月板が摩耗する子事で、膝の変形や損傷が起きやすいからです。そこでバレーボールでスパイク後の着地や野球でキャッチャーの姿勢が膝を完全に屈曲した状態で力を出す為に回数を制限して、安全に配慮して行う指導者もいます。

半月板は骨に対してパッドの役割をしていて、大腿骨顆と頸骨顆の間のギャップを埋める役割で半月板の一部分は動脈の血液供給が十分でない為に治癒がうまくいかない事があるために注意が必要である。

膝には代表的な4つの靭帯があります。内側側副靭帯・外側側副靭帯・前十字靭帯・後十字靭帯があります。

それぞれ膝の伸展の状態で内側及び、外側では側副靭帯によって伸ばした膝の安定、大腿骨と脛骨の左右へのブレや回転を防ぎます。後十字靭帯はスライディングなどの前から外の外力で痛めやすいです。

前十字靭帯が働く事で膝の過伸展をを制御します。

脚が外からの衝撃に強いのは内側側副靭帯があるためです。

膝の問題は骨盤から来ている場合も多いです。

女性は骨盤が広い為に足が内に入りやすいのも特徴です。

 

足関節

 

足関節は脛骨、腓骨、距骨で構成されており後足部、中足部、前足部の3つの領域があります。

踵骨はアキレス腱が停止する丸みを帯びたコブのような踵骨隆起を形成しています。

足のアーチはランニング中に地面に接触する時に足にかかる力は体重の最大2,5倍です。この衝撃をする能力が内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つに分けられます。

足首の関節は脛腓関節、一般的に足関節と呼ばれて蝶番関節で背屈、底屈を動きをする距腿関節、滑走関節で内転と外転の働きをする距骨下関節の3つで構成されています。

距腿下関節は外返しと内返しの動きでは内返しの動き方が、可動域が広く、例えば、凹凸のある表面を歩いたり走ったりするときに足を安定させれます。バスケットボール、サッカー、ラグビーなど左右の切り替えしを素早くする動きで働きます。

足に背屈(足を上に反る)、・底屈(足を下に曲げる)は、蝶番関節の距腿関節で行います。

高齢者のドライバーの操作ミスは、神経的な反応が鈍くなることが第一の原因と考えられています。しかし、関連する関節の機能低下も助長している可能性も高いです。足関節の背屈の動作はつま先を引き上げアクセルからブレーキに足を乗せ換えるときに使う動作ですが、この動作の可動域が20度でしゃがむことが困難な人は20度の可動域がない可能性があり足底や下腿のこわばりを取り、適正な可動域を獲得しておくことが望ましいでしょう。

距腿関節と距腿下関節共に、外側に踵腓靭帯、前距腓靭帯、後部距腓靭帯、内側では三角靭帯で安定を獲得しています。

距腓靭帯は足の過度の内転を制限しています。

三角靭帯は前距腓靭帯、後距腓靭帯、脛踵靭帯、踵船靭帯で構成され足の過度の外反を制限しています。

このように足の外反と内反動作中の安定を保っています。

足のケガで最も多いのが内反捻挫で損傷を受けやすいのが前距腓靭帯と踵腓靭帯です。

腓腹筋は浅層に位置して内側頭と外側頭の2つの筋頭を持ち、ヒラメ筋と共に下腿三頭筋と呼ばれ速筋繊維が多いのが特長です。

ヒラメ筋は浅層に位置して膝を屈曲したまま、足を底屈できる唯一の筋肉です。腓腹筋とと共にアキレス腱を介して、踵骨に停止を持ちますが、遅筋繊維が多く単関節です。

 

体幹と脊柱

脊柱は7個の頚椎(C1~7)12個の胸椎(T1~12)5個の腰椎(L1~5)の24個からなる椎骨と仙骨、尾骨、椎間板で形成されています。

人間の背骨は衝撃を吸収するためにS字に曲がっています。

出生前に頸部と腰部が前弯します。(1次湾曲)10歳ごろまでにすべての湾曲が出来上がります。(2次湾曲)一般的に腰椎の湾曲は女性の方が強いという特徴があります。

立位で人の重心は脊椎よりもやや前方にあります。荷物を持つと、てこの原理で前のめりになりますが、腰部の前弯を強める事で荷物の重みを体軸に近づけてバランスを取ります。しかし、それにより脊柱の下部に負担がかかり、腰痛が発生する原因になります。妊娠中の女性も同様のことが起こります。

頚椎

他の椎骨に比べて、頭を支えるだけなので、小さくなっています。

第一頚椎(C1)は環椎(アトラス)とよばれ、椎体がありません。ほかの頚椎と形も違い、第2頚椎(アキシス)環椎を軸に第一頚椎が回転して頭部が回旋できます。第二頚椎には椎間板がなく変わり歯突起と呼ばれる隆起があり、環椎に入り込み、回転軸として働くことによって頭部の回旋が可能になります。

頭や首が後方から強い衝撃を受けると、子供は歯突起と軸椎が完全に癒合していないために歯突起が脱臼して脊髄が損傷する可能性もあります。成人の場合は環軸関節が脱臼して、頭蓋骨が突き抜け、重度の脊髄損傷を招く可能性があり、特に要注意です。

第7頚椎(C7)は隆椎と呼び棘突起と呼ばれる隆起が多いく、頭を下げる(頚椎屈曲)で皮下から触診可能です。

胸椎

腰を捻る時は胸椎の柔軟性が必要でまた呼吸の補助もしています。

呼吸する→代謝UP→自律神経活性

腰椎

腰の湾曲を強めたり調整したりする働きを補助します。身体の重みを受け止める為に椎骨や椎間板の圧迫による障害(ヘルニア)になる可能性も高い

仙骨

仙腸関節の連結部で男性の方が長く湾曲しているのが特徴

尾骨

男性は前方を向き、女性は下を向くという特徴がある

 

呼吸筋

まず吸気が息を吸うとき、息を吸う時が(吸気)といいます。呼気の時に筋肉が緩まる仕組みです。

横隔膜は呼吸に関与していて胸腔と骨盤腹腔を隔てていて横隔膜が下がると息が吸えます。

呼吸時に主に働く筋肉が横隔膜、外肋間筋、内肋間筋でこれらを呼吸筋といいます。

また胸鎖乳突筋、前鋸筋、小胸筋、斜角筋群、腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹直筋が呼吸補助筋と呼ばれて、これらはより多くの酸素が必要になると働きます。

腹式呼吸は深呼吸とも呼び、吸気で横隔膜が収縮することで胸郭が広がり、肺に空気が送られてます。妊娠中の女性が胸式呼吸の依存度が高くなるのは子宮が大きくなり、内臓を圧迫して横隔膜が押し上げているためです。

激しい運動や急なストレスがかかった時などに過呼吸が起こる場合がありますが、その場合は呼吸補助筋も働きます。

スポーツの現場以外で起こると過換気症候群と呼ばれて過呼吸を繰り返す状態になります。

腹筋には3つの横に走る短い腱で腱画というものがあって腹直筋の表面から深部までを区切っています。

腰方形筋と腸腰筋は姿勢の維持する上で重要な役割を果たして腰椎の側屈や肋骨を引き上げて骨盤を安定する働きがあります。

 

如何だったでしょうか?

 

機能解剖学を勉強することによって身体の仕組みを理解している為に一つ一つのエクササイズを何のために行うか?

どこの筋肉を使って、どこの筋肉の発達を狙っているのか?

またトレーニングや日常生活において身体を安全に動かしたり、状態を把握することもできます。

このようにオーナーの居川はパーソナルトレーナーとして日々研究を重ねて進化しており筋トレと並行してキックボクシングもまだまだ現役のプロキックボクサーとしてもトレーニングを重ねておりますので、是非一度セッション体験してみませんか?

体験予約・お問い合わせ【パーソナルトレーニングジムkick box style 肥後橋】 (style-kickboxing.com)

kickbox style 肥後橋店でおまちしております✨

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